
「猫を飼いたい」「猫と暮らしたい」と
思ったとき、心躍る一方で、
どんな準備をしたらいいか戸惑う人も
多いのではないでしょうか。
私自身も、猫との暮らしを始めるときは
右も左も分からず、何を買えば良いか
迷いました。
そんな経験をもとに、今回は
実際に「これは役立った!」と
感じた猫グッズをランキング形式で
紹介します。
これから猫を迎えようとしている方、
あるいは
「もっと快適に過ごさせてあげたい」と
思っている飼い主さんの参考になれば幸いです。
第1位:キャットケージ(多段タイプ)
猫を迎えた初日、思っていた以上に
猫が緊張していたのが印象的でした。
広い部屋に放しても隅っこで
固まったまま…。
そんなときに大活躍したのが
多段タイプのキャットケージです。
猫は上下運動が大好きで、
縦の空間を活用することで
安心感が増します。
また、ケージは以下のような
使い道もあります:
- 来客時の一時的な避難所
- 通院後の安静スペース
- 他のペットとの隔離
見た目がちょっと「檻っぽい」
気もしますが、上手にレイアウトすれば
快適空間に。
お気に入りのクッションや爪とぎを
中に置いてあげれば、
猫にとっての「自分の部屋」になります。
第2位:トイレ&猫砂
猫のトイレ環境は、思っていた以上に
重要です。
合わないトイレや砂を使うと
排泄を我慢したり、
粗相の原因になることも。
最初に準備したのは
掃除しやすいオープン型トイレ。
フード付きも検討しましたが、
最初は猫の様子が見えた方が
安心だったのでこちらを選びました。
猫砂は種類がとにかく豊富!
紙、木、おから、鉱物系など…。
我が家の猫ちゃんは、みんな良い子で
どの猫砂でも問題なく使ってくれました。
そのため、匂いの吸着が良く、
トイレに流せるおから系の砂
に落ち着きました。
第3位:爪とぎ
猫=爪とぎ。
これは避けられません(笑)。
最初は「ソファや壁が
ボロボロになるのでは」と
心配しましたが、きちんと爪とぎを
設置しておけば、被害は減少します(笑い)。
爪とぎにも様々なタイプがあります:
- 段ボール素材の平置き型
- 麻縄を巻いたポール型
- 壁に立てかけるタイプ
猫の好みに合わせて複数置く
のがポイント。
我が家ではポール型と段ボール型の
2種類を使い分けています。
第4位:キャリーバッグ(通院・移動用)
「通院なんて年に数回でしょ?」と
油断していたら、意外と頻繁に出番が…。
子猫時代はワクチン接種や健康診断、
大人になっても体調管理のために
定期的な病院通いが必要です。
我が家で使用しているのは
ソフトタイプのキャリー。
軽くて持ちやすく、収納にも便利。
ただし、暴れる子や安全重視の方には
ハードタイプの方が安心かもしれません。
ドアが上にもついているタイプは、
猫を出し入れしやすく本当に便利でした。
第5位:フード&食器
フードは総合栄養食を選ぶのが基本。
年齢に合わせて子猫用、成猫用、
シニア用などを選びましょう。
食器は意外と盲点ですが、
プラスチック製はアレルギーの
原因になることもあるため、
陶器やステンレス製がおすすめです。
我が家では、少し高さのある
フードボウルを使っています。
食べやすく、吐き戻しも減りました。
滑り止めが付いているとさらに◎。
第6位:水飲み器(自動給水器)
猫はあまり水を飲まない動物ですが、
泌尿器系の病気予防には水分摂取が超重要。
普通の水皿を用意していましたが、
どうも飲みが悪く…。
そこで導入したのが自動給水器。
流れる水に興味を持つ猫も多く、
設置してから明らかに飲水量が増えました。
フィルター付きで衛生的。
音が静かなモデルを選ぶと、
人間側のストレスも少ないですよ。
第7位:おもちゃ各種
元気いっぱいな子猫時代から、
年齢を重ねても遊びは大事。
ストレス発散や運動不足解消に、
おもちゃは欠かせません。
- ねこじゃらし
- 転がるボール
- 音の出るぬいぐるみ
- 自動で動くおもちゃ
といった種類があり、
飽きがこないようにローテーションで使う
のがおすすめ。
安全性を重視し、壊れにくく、
誤飲の危険がないものを選びましょう。
第8位:ブラシ・爪切り
ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、
スキンシップにも最適です。
短毛種でも週1〜2回のケアが理想。
静電気が起きにくいラバーブラシ
を使っています。
爪切りは最初こそドキドキしますが、
猫専用の小型タイプで少しずつ切れば大丈夫。
焦らず、1本ずつ、慣れるまで根気よく。
時間をかけず、1回で切ろうとせず
おやつ等で気をそらせながらすると切りやすい。
第9位:寝床・クッション
猫は静かで温かい場所が大好き。
お気に入りの寝床を用意してあげると、
その場所を「安全地帯」として
認識してくれます。
我が家ではドーム型のベッドと、
日当たりの良い窓辺に置いた
フリースクッションが人気。
冬場はホットカーペットの上、
夏場はひんやりマットの上など、
季節によって寝床を変えてあげる
とさらに快適です。
第10位:脱走防止グッズ
これが地味に重要です。
猫は好奇心旺盛で、思わぬ隙間
から脱走してしまうことも…。
我が家では以下の対策をしています:
- 窓にロックを設置
- 網戸を補強(猫パンチ対策)
- 玄関に突っ張り式ゲートを設置
脱走防止は「起きてから」では遅いので、
最初の段階から徹底するのがベストです。

まとめ:猫との暮らしは「備えあれば憂いなし」
初めて猫を飼うときは、
ワクワクと同時に不安もたくさんあります。
ですが、必要なグッズを事前に
揃えておくだけで、
猫にも飼い主にも余裕が生まれます。
もちろん、すべてが完璧にいくわけでは
ありません。
猫にも個性があり、気に入らない
グッズには見向きもしないことも…。
でも、猫と一緒に少しずつ暮らしを
作っていくその過程こそが、
かけがえのないものです。
これから猫を迎える皆さんが、
幸せで穏やかな「猫ライフ」を
始められるよう、心から願っています!
コメント