こんにちは。
猫と暮らす上で、
「いかに猫が快適に過ごせる環境を作るか」
は飼い主として永遠のテーマですよね。
猫は本来、自由気ままで、運動好き。
狩りの本能を刺激する遊びや、
静かにくつろげる場所が必要です。
特に完全室内飼いの場合、
「退屈させない工夫」が
とても重要になります。
今回は、私自身が3匹の猫と
暮らしてきた経験から、
猫が喜ぶ家づくりのポイント、
日常的な遊び方、そして
おすすめの猫用アイテムやおもちゃ
についてまとめてご紹介します！
猫が快適に過ごせる家づくりの基本ポイント
① 高さと立体構造を意識する
猫は高いところが大好き。
外敵から身を守るための本能でもあり
単純に景色が見渡せる場所が
落ち着くんですね。
おすすめは、以下のような立体構造：
- キャットタワー
- 壁に取り付けるキャットウォーク
- 窓際に設置するキャットステップ
- 本棚や棚の上などを“猫の通路”に活用
高さのあるスペースを確保することで、
猫たちが「自分だけの居場所」を
持てるようになります。
② 隠れ家や安心スペースを作る
猫は静かで狭い場所に入りたがる
性質があります。
ビニール袋や段ボールに
入り込むのもその本能から。
以下のような“隠れ家”を
用意してあげると
安心感がアップします。
- 猫用ベッド付きハウス
- 段ボール＋毛布の簡易シェルター
- ソファの下・テレビ台の隙間も有効活用
静かに休める場所があれば、
ストレスも軽減され、
いたずらも減る傾向があります。
③ 爪とぎ＆マーキングスペースの確保
家具や壁の爪とぎ被害…
猫飼いあるあるですよね。
これは「マーキング（縄張り意識）」や
「ストレス発散」の意味もあるため、
やめさせるのではなく、
“適切な場所に移動させる”ことが
大切です。
おすすめの爪とぎ：
- 段ボールタイプ（横置き）
- 麻縄ポール（縦型）
- 壁掛け爪とぎ（壁の保護にも）
複数個所に爪とぎを
置いておくことで、
家具被害を防げます。
猫が喜ぶ遊び方｜飼い主とのコミュニケーションも大切
猫の遊び時間は、単に体を
動かすだけではなく、
ストレス解消・信頼関係構築・脳の刺激
という意味でもとても重要です。
① 猫じゃらし遊びは「狩りごっこ」を意識
ただ振るだけじゃなく、
獲物が逃げるような動きで
挑発すると食いつきが違います。
- 素早く隠れる
- ゆっくり動いて油断させる
- 一気に逃げる
といった強弱のある動きが効果的。
狩りに成功したときには、
ちょっとだけ
「獲物（じゃらし）」を
くわえさせてあげるのもコツです。
② ボール遊びやトンネル遊びもおすすめ
好奇心旺盛な猫には、
動くものやカサカサ音のするものが
大人気です。
- ピンポン玉やフェルトボール
- 音の出る猫用トンネル
- 紐付きのねずみ人形
特に若い猫は、遊びながら
運動できるこういったおもちゃで
ストレス発散してあげると
夜の運動会が減ります（笑）。
③ 飼い主と遊ぶ時間は毎日10〜15分でもOK
忙しいと、つい遊ぶ時間が
後回しになりがちですが、
1日たった10〜15分でも、
猫にとっては大切な
“交流の時間”です。
遊びのあとは、軽く
ブラッシングしたり、
おやつをあげたりするのも◎。
猫が喜ぶ！おすすめアイテム＆おもちゃ10選
ここでは、我が家でも
実際に使っていて
「これは買ってよかった！」と
感じたアイテムを厳選してご紹介します。
1. キャットタワー（大型・多層構造）
高いところとくつろげる空間が一体に。
1万円前後でもしっかりした
作りのものが増えています。
2. 壁付けキャットステップ
部屋にスペースがない場合でも、
縦の空間を活かせるのでおすすめ。
DIYで作る人も多いです。
3. 猫用トンネル（音がするタイプ）
一匹でも遊べて、他の猫と
追いかけっこしても楽しい。
中で爆睡する子もいます。
4. 猫じゃらし（羽根＋鈴付き）
羽根のリアルな動き＋音がベストマッチ。
うちの猫たちはこれを見せるだけで
目が輝きます。
5. 自動で動くボール型おもちゃ
勝手に転がって動き回るタイプ。
仕事中に退屈しのぎとしても大活躍。
6. 段ボール製爪とぎベッド
寝転がってガリガリできるタイプ。
多くの猫が気に入ってくれる
鉄板アイテムです。
7. ペット用こたつ or 電気マット
冬場は冷えがちなので、
温もりのある寝床は必須。
寒がり猫に特におすすめ。
8. キャットホイール（運動用ランニングホイール）
高価だけど運動不足の猫には
効果抜群。
室内飼いの運動不足解消に◎。
9. ネズミ型ぬいぐるみ（またたび入り）
狩猟本能を刺激し、
くわえたり蹴り蹴りしたり大興奮！
与える頻度には注意。
10. スマートカメラ（お留守番チェック用）
外出中に猫の様子を見られる
安心アイテム。
声をかけられる機種もあります。
まとめ：猫が喜ぶ環境は、飼い主にとっても癒しの空間
猫にとって快適な空間を作る
ということは、結果として
飼い主自身も心地よく過ごせる
環境になるものです。
猫がのびのびと暮らしている姿を
見るだけで、どれだけ疲れが
癒されることか。
ぜひ、猫たちの目線になって、
ちょっとした工夫やアイテムを
取り入れてみてくださいね。
猫との暮らしは、モノや広さではなく、
“関わり方”と“心配り”が
なによりのごちそうです。
今日も猫たちが、のびのび過ごしてくれますように。
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